(読み:いせざき みつる)
出生 | 備前市伊部 1934/4/24 |
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出身 | 岡山大学教育学部特設美術科 |
肩書 | 岡山県重要無形文化財 |
関係 | 伊勢崎陽山 |
所蔵 |
「小学生の頃から、タライ一杯の陶土を篩でおろさなければ遊びにいけなかった」
「古い窯跡を見て穴窯を復元した。わからんことばかりが多かったけど、失敗したら笑いものになると思って一生懸命焼いたら大成功だった。陶陽さんに『ええのができたな』といわれたが、陶陽さんも穴窯をやりたかったのだと思う」
「流行にのまれ、備前焼の本質を忘れてしまうのは悲しいことだ」
「陶陽さんがいい土かどうかを食べて調べたというのは伝説で、まったくの誤解だ。いい土は目で見ればわかる。一番いいのは鳩羽色、鼠とか茶色が混ざった色合いです。それから触った時の抵抗感や重量感があるとよい土だ」
タイトル | 作品 | |
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金重陶陽賞 | ||
岡山県文化奨励賞 | ||
山陽新聞賞(文化功労賞) |
「古い窯跡をみて、弟・淳と穴窯を復元したが、わからん事ばかりが多かったけど、失敗したら笑いものになると一生懸命焼いたら大成功だった。
現在の備前の陶芸界はと問えば、「流行にのまれ、本来の備前焼の本質を忘れてしまうのは悲しいことだ」といい、古器に対する豊かな知見と多くの経験に基づく、桃山の伝統備前茶陶の正統派である。
土の話に向けると、「陶陽さんはいい土かどうか食べて調べたというのは伝説で、全くの誤解だ。いい土は目でみればわかる。一番いいのは鳩羽色、鼠とか茶色が混ざった色合いです。それから触った時の抵抗感や重量感があるとよい土だ」と土に対する蘊蓄も。
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