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artist:kaneshigesozan

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金重素山

(読み:かねしげ そざん)


 
出生 備前市伊部 1909-1995
出身  
肩書 岡山県重要無形文化財 
関係 金重陶陽
所蔵

言葉

「慣れない窯入れで、よく素地物を壊したりしたが、兄は決して怒らなかった」

「神の力による大自然の恩恵を知れば、その反面、恩に報いる気持ちが当然、起こる。これが作陶に多大な影響をもたらした」(大本教入信により、火・水・土の恩恵を知らされて)

「我々は貧乏生まれの貧乏育ち、しかし心の貧乏だけはすまいぞ。心が貧しくては作品に品位がなくなる」(兄:金重陶陽より)

「伝統の地で作陶できることに感謝する心が大切だ」(箱書は「備前」とはかかず「伊部」とした)

「兄貴は備前の仕事を全部やってしもうたけど、緋襷の仕事だけ俺に残しといてくれた。俺の為に残しといてくれた仕事が緋襷なんじゃ」

「こんな手で轆轤の喜寿の春」という句を書いた。素山の手はあまり大きくないのだが、肉厚でふっくらとした手だった。 「やっぱりその思いが自分の手にもあったんじゃないかと思うし、あの色気とか、あの線とか何とか、やっぱりあの手から出てきたんじゃないか」

陶歴

1927 18歳 兄、金重陶陽の助手として、窯詰・窯焚を努める。

1951 42歳 陶陽窯を離れ、大本教本部京都亀岡の花明山窯に奉仕。

1952 43歳 花明山窯築窯。

1959 50歳 大本教本部京都綾部の鶴山窯に奉仕。

1961 52歳 鶴山窯築窯、初窯を焚く。

1963 54歳 岡山市円山に登窯築窯。

1965 56歳 岡山天満屋にて「初窯展」開催。

        電気窯による桃山調の緋襷焼成を創案。

1966 57歳 電気窯焼成の桃山調緋襷完成。

1967 58歳 東京壺中居にて緋襷だけの作陶展開催。

1970 61歳 日本橋三越にて「金重素山作陶展」開催。

1972 63歳 三笠宮殿下、円山工房に来訪。         日本橋三越にて「金重素山作陶展」開催。

1974 65歳 山陽新聞文化賞受賞。

1975 66歳 「第3回日本陶芸展」推薦招待出品。

1978 69歳 岡山天満屋にて「金重素山展」開催。

1979 70歳 「第5回日本陶芸展」推薦招待出品。

1980 71歳 「現代日本陶芸百選展」招待出品。

1982 73歳 故郷伊部の南大窯跡(桃山時代)の横に牛神下窯築窯。

1983 74歳 岡山県重要無形文化財に認定。

1984 75歳 東京・大阪高島屋、名古屋松坂屋にて「備前 金重素山展」開催。

1988 79歳 岡山天満屋にて「金重素山展」開催。

1990 81歳 名古屋松坂屋、日本橋三越にて「傘寿記念金重素山八十碗展」開催。

1991 82歳 岡山天満屋にて「茶碗展」開催。岡山県文化賞受賞。

        勲四等旭日小授章受章。

artist/kaneshigesozan.txt · 最終更新: 2018/10/28 13:56 by takeda

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