備前焼事典

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備前焼の窯

登り窯

斜面に焼成室が連なった連房式の窯。 松割り木で1週間から2週間かけて焼く。紫蘇色や緋襷、桟切、胡麻などの窯変が取れる。

平地についても山の斜面についてもかまいませんが窯の正面から煙突の終わりまでの角度が 15°位~35°位で人によ ってさまざまですが傾斜をつけている。炎は低い所から高い所へ登る性質があるから。 窯の部屋は一つ一つレンガや土で区切られ「スアナ」と呼ばれる炎だけが通れる穴が4個~8個位あいている。

一番前の部屋(運道)が完全に焚き終わると次の部屋(一番)へと順番に焚き上げて最後に煙突に近い「煙遊び」の部屋が終わると焚 き口に“どろ”を塗る。

穴窯

初期の単房式登窯。斜面に仕切りのない筒状の窯。飛び胡麻、かせ胡麻や緋色が出やすい。

電気窯

部屋が1つの単窯。緋襷、かけ胡麻が取れる。 レンガにニクロム線(カンタル線)を埋め込んでいる窯。

このニクロム線に電気を通すと1300度位まで上がる様に設計された窯で、コンピューター内蔵で全自動と半自動が有る。 電源は 100V家庭用と 200V工業用と 2 種類が有る。

ガス窯

部屋が1つの単窯。 緋襷、かけ胡麻が取れる。

プロパンガスと都市ガス型が有り、ガスバーナーが数本窯の下部に取り付けられていて、それを調節しながら焚くことが可能。 この窯が電気窯よりいい点は、この窯は炎の状態が酸化(赤い炎)還元(青い炎)と自由に変えられる。

灯油窯

これは燃料が石油です。 送風機で風を送りながら、石油て焚いて行く窯。欠点は急に温度が上がりやすい。 その為作品が大量に壊れたり、作品に“ぶく”が出来たり、窯の下の作品は焼けすぎて上の作品はまだ焼けていない等の失敗はよくある。

bizenyaki/kiln.txt · 最終更新: 2018/09/30 10:28 by takeda

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