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茶の湯によって精神を修養し、交際の礼法をきわめるのが茶道である。その理想は、禅でいうところの「自性了解」の悟りの境に至ることにある。この本は、そうした「茶」を西洋人に理解させるために著者(1862‐1913)が英文で書いたもので、単なる茶道の概説書ではなく、日本に関する独自の文明論ともいうべき名著。
岡倉 覚三(著) 村岡 博 (翻訳)
「茶の湯」の文化がはじまった鎌倉時代から、近代数寄者の時代までの歴史を第一線で活躍する筆者が新しい視点で解説。 格調高い美の世界を一流の茶碗、茶道具、絵画、墨跡、茶室の図版で網羅した決定版! 脈々と受け継がれてきた日本の伝統文化を再発見するビジュアル入門書。
●主な執筆者 神津朝夫(茶道史家) 谷端昭夫(裏千家学園講師) 原田茂弘(表千家不審菴文庫主席研究員) 依田徹(遠山記念館学芸員)
茶の心、美の本質に深く迫るには、物にじかに「触れ」、「観る」ことが大切であると説く。そして、名器「喜左衛門井戸」を観てその美を発見し、さらに日本美の共通の基準「渋み」を提唱した、初期の茶人達を高く評価する。さまざまな角度から美を論じつつ、現代の茶人に対する厳しい要求をつきつける辛口の評論集。
柳 宗悦 (著)
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